障害者自立支援法が導入されたことにより、利用できる福祉サービスが一元化されました。これまでは、3障害別(身体障害・知的障害・精神障害)で複雑だったサービスがわかりやすくなったという点は大変良いことだと思います。しかし、一方では問題点も指摘されています。
例えば、僕の知人は下半身麻痺のため、毎日車椅子で作業所に通って月1万円足らずの工賃をもらっているのですが、障害者自立支援法が施行されてからは、作業所は訓練を受ける場であるということで逆に使用料を支払わなければならなくなりました。これでは、せっかくの工賃も手元に残りません。まったく納得のいかない話です!
また、通勤時の介助は対象外のため、利用するなら全額自己負担になってしまいます。知人の場合はなんとか自力で通勤できるものの、そんな人ばかりではありません。介助が絶対必要なのに費用が払えないため就職ができないという方は、たくさんいらっしゃるそうです。
福祉サービスは、障害者の方が生活する上でなくてはならないものです。利用できるサービスは下記のようなものがありますが、これら毎日の生活に不可欠なサービスを受けるための負担が大きくなってしまうという点は、早急に改善していかなければならないですね。
そして以下は、利用できる代表的なサービスの一覧です。
◎訪問系サービス
・居宅介護
自宅で入浴や排泄、食事などの介護をします。
・重度訪問介護
重度の肢体不自由者に対して、入浴や排泄、食事などの介護を行います。
・行動援護
危険な行動をする可能性のある障害者が行動する際に、危険な行動を回避するための支援や介護を行います。
・重度障害者包括支援
介護の必要性が高い方に、包括的に福祉サービスを行います。
・短期入所(ショートステイ)
夜間も含めた短期間、施設で介護を行います。
◎居住系サービス
・共同生活介護(ケアホーム)
共同生活を行う場で、入浴や排泄、食事などの介護を行います。
・施設入所支援
施設に入所する方に、夜間や休日の介護を行います。
・共同生活援助(グループホーム)
共同生活をしている方の相談にのったり、援助を行います。
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